しばしば奴隷誓約書に盛り込まれる内容だが、要は「壊されても、文句は言いません。好きになさってください。自分を変えて下さって結構です」ということである。

 肉体に対する改造には、元に戻せる変化と戻せない変化の二種類がある。一例として、ピアス穴は放置しておけばふさがり、現状復帰が出来る。これに対して、タトゥーは手術をすればある程度は消えるが、痕跡を完全に消し去ることは困難だ。

 一生お仕えするのが、肉奴隷という道を選んだ者のあるべき姿である。しかし、後述するように本人の意思とは別に、それを全うできないこともある。その可能性を理解した上で、現状復帰の出来ない肉体の改造や損傷を受け入れる必要がある。

 比較的よく改造が行われる部位に、肛門がある。いわゆるアナル拡張がそれで、アナルセックスをするためにも、ある程度の時間を掛けて広がるように慣らしてゆく。それをせずに挿入すると、出血したり、更には痔になるケースもある。

 ある程度までの拡張は、収縮した状態を目で見てもわからない。しかし、個人差はあるものの、一定サイズ以上の拡張を行うと、サイズも外観も元に戻らなくなるとされる。女性器も同様で、限度を超えて拡張すると復元しない。

 他者による肉体改造を許容しながら、人妻であり続けるのは非常に困難である。そして、それは一生つきまとう変化であり、損傷であることを、よく考えなくてはならない。